ミュージシャンのためのWeb活用講座 その1

環境構築

Web上で、音声ファイルを再生するための手順を、シリーズ物の記事として、これから書いていきます。

YouTubeにアップロードする動画の形式

YouTubeにアップロードする動画の推奨形式は、次のとおりです。

  • 形式(拡張子) MP4形式(.mp4)
  • コーデック   H.264 / AAC-LC
  • 解像度(アスペクト比) 1080p(16:9)

音声コーデック
YouTubeが推奨する音声コーデックは「AAC-LC」です。
チャンネル    ステレオ または ステレオ + 5.1
サンプルレート  96khz または 48khz

音声コーデック「AAC-LC」とは、
音質は、ほとんどコーディング前と聞き分けられない音質まで再生可能
ビットレート チャンネルあたり 256 kbit/s まで
サンプリング レート 8 ~ 96 kHz

つまり、音声ファイルを、どう書き出すか。

YouTubeに動画ファイルとして、なるべく高音質でアップするために、基準を満たすには、

DAWからの書き出しにおいて、24bit、96khzのWAVEファイルにすれば、最も劣化が少なく、

動画ファイルに変換できそうです。

次に、ビットレートがチャンネルあたり 256 kbit/s までということから、それが2チャンネル、ステレオ分必要なので、音声ビットレートは、512Kbit/sに設定します。

だいたい、YouTubeに対応させるファイル形式がわかったので、明日は実際に、DAWから書き出し、動画ファイルに変換するまでを、やってみます。

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